穴釣りをデータで分析
2022年の元旦から穴釣り(と釣り全般)の分析をするために、潮回りと海水温を地道に記録している。
毎日釣りに行っている訳では無く、魚ごとの特徴や産卵などは考慮されていないので信頼度は薄いが個人の釣りをする指標として傾向を見るには充分だと思っている。あくまで傾向を見るためで、その他の要素は経験値での判断だ。
潮回りはどこにでも掲載されていて、どこのデータを使っても同じだが、海水温は掲載場所や条件によって温度が異なるので、神奈川県水産技術センターという所が発表している東京湾各所の海水温を使用することにしている。
潮も海水温も記録地点は内房だ。
そして、記録はしていないが、いつも内房での釣りの指標にしているがオリジナルメーカー釣り公園の釣果情報だ。
内房の海水温
これまで海水温など気にせずに釣りをしていたのだが、2月の渋い時期を肌で感じ、少しでも釣りの指標になる要素を見つけようと記録を始めた。
2022/1/1からの海水温の変化をグラフで見るとこんな感じになり、1月の後半から海水温が下げ止まりの状態になっていることが分かる。
釣果と海水温を重ねてみると、
青が海水温、オレンジが釣果だ。
ある程度の穴釣り釣果があった2022年1月は海水温が10°を上回ることが多く、特に前半の釣果が良かった。そして海水温が10°を下回った2月からは釣果が落ちていることが傾向を示す直線の傾きからも明確に分かる。
そして注目したいのが3月に入ってからの海水温だ。
3月に入った途端、図ったかのように海水温が10°を超えてきている。
最新の釣行は2022/2/26なので、10°超えの状況ではまだ穴釣りをしておらず実感が無いものの、予想としては、
2月の寒く、渋い状況は脱した
と予測している。
潮回りごとの釣果
2021年10月に穴釣りを始めてからの25回の穴釣りデータになるが、潮周りだけを要素とした釣果も分析してみた。
データで見ると下の表の様になるので充分にデータが集まっている訳ではないが、よく言われる「大潮が釣れる」という結果になっていることが分かる。
オリジナルメーカー釣り公園の釣果
オリジナルメーカー釣り公園の釣果情報は、内房の釣りにおける指標にすべきファクターとなる。
海水温がグッと上がった3/2から連日10尾以上のシーバスが上がっているとの結果だ。
下のスクショは3/3の釣果報告だ。
内房の釣り傾向 まとめ
これまで見てきた結果を総合的に見ると、水温と釣果というのが密接にかかわっていることが推測できる。
待ちに待った本格的な釣りシーズンの開始だ。
釣り人が増えると、イヤな事も見たり聞いたりするが、まずは極寒期を超えたことを肌で感じることが出来るようになったこと、そして釣れる魚がどんどん増えていく状況が見えてきたことを嬉しく思う分析となった。
では、良い釣りを!
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