穴釣りの魅力について考える

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内房~穴釣り

穴釣りの魅力

この記事は当ブログテーマである千葉内房の釣りというよりは穴釣りという釣り方に関しての考察となる。いろんなサイトや雑誌で同様のテーマを扱っているが、私なりのオリジナリティ溢れた穴釣り愛を記事にしていきたい。

穴釣り自体を始めてからまだ4カ月しか経っていないが、初めての穴釣りから数える事11回の穴釣り釣行に行った。

始めた頃は勝手も分からず、しかもテトラに上がるのが40年近くぶりだったので、ぎこちない、というか竿さばき以外は素人状態だったと思う。

ただ、5回目以降くらいから完全にテトラやブラクリの扱いに慣れ、楽しく穴釣りができるようになっていった。

そんな(浅い)経験から私なりに

穴釣りに行きたい

というポイントを挙げてみた。

穴釣りの装備は簡単、しかも安い

ずっとやってみたかった千葉での穴釣りに向けた準備
釣りを再開してからは、釣り熱と物欲がガンガンに上昇しつつ、Youtubeなどで千葉の釣り情報を仕入れている。家からもほど近いオリジナルメーカー海づり公園の釣果情報も旬な魚を知るのに一役買ってくれている。そんな中、色んな釣りがある中でも、一度...

この記事でも伝えたが、とにかく簡単に始められる釣りだということ。

  • 竿:1000円台
  • リール:2000円台
  • リール糸:500m巻きの安いナイロン3号:500円台
  • ブラクリ:自作30円/1個くらい
  • エサ:スーパーで買ったイカやサバ:100円以下/1回釣行
  • (念のため):ライフジャケット:3000円くらい
  • 釣った魚用の小バッカン:1000円くらい

釣りに付き物の小物も一切必要無く、これだけあれば穴釣りに行く事ができるという手軽さ。

穴釣り中の消耗品はブラクリとエサだけなのでタックルボックスなども不要の超軽装備での釣りが可能だ。

もちろん、人によって釣りたい魚や釣り方にこだわる理由は理解できるので、穴釣りというチマチマしているような釣り方を好まない人もいるだろう。

でも私としてはテトラポットの危険性は十分に認識すべきという注釈は付くが、穴釣りを勧めない理由が見当たらない、というところだ。

穴釣りの醍醐味

ダイレクトにアタリを感じることが出来る

以前も記事で書いたが、穴釣りの仕掛けは、竿先からブラクリまでの長さが長くて3mくらいなので、小さい魚の細かいアタリから、ガッツリ竿を締め込むあたりまで、使うラインが安かろうが手にダイレクトに伝わってくる。

根魚は15cmくらいを超えると途端に鋭くひったくるようなアタリを見せてくれることが多いが、ドキッとするような手ごたえだ。

穴釣りで魚を釣った人は分かると思うが、やっぱりこれらの魚信(アタリ)のダイレクト感は穴釣りの最大の魅力だろう。

アグレッシブに穴を移動する

穴釣りは「静」ではなく「動」だ

ランガンという言葉を聞いたことがあると思うが、まさにテトラの穴を次々に渡り歩いて穴を攻めていく。

私なりの攻め方は、テトラ1カ所に留まって竿が届くテトラの穴に2回ずつブラクリを落として反応が無ければ移動、というのを繰り返している。

ブラクリは、落とした直後にヒットする確率が極めて高いので、1つの穴に留まって長々と誘いを入れることは無く、ブラクリを落として5秒ステイして釣りの穴へ、という感じだ。

普段イカやサバをエサにしているのでブラクリを落としている時に既に波で勝手にヒラヒラしてくれているので、言ってみれば「誘いは不要」だ。

ただ、1尾釣れた穴、アタリがあってアワセた穴はもう一度投入することにしているが、残念ながらこれでアタリがあったことは今まで一度も無い。

根魚のマンションとなっている穴を見つけて数釣りをしよう!

というような記事をどこかで見たが、内房テトラに限ってはその実感は皆無だ。

繊細なコントロール

釣りの動作自体は非常に繊細な部分が多いのも穴釣りの魅力の1つ。

まずは、リールのコントロールだ。

私は穴釣りの定番である「太鼓リール」を使っていて、

私自身、今回穴釣りで初めて使うリールだ。

バス用のベイトリールとは違い、スプールのストッパーが無いので、基本的にはスプールはフリーにしておいて、写真のように親指でドラグやブレーキのような操作が必要だ。

これをやらないと、いくら低価格太鼓リールとは言えバックラッシュする。

ブラクリを穴に送り出すときも、親指をスプールから微妙に離すことでゆっくりと沈めることが出来る。

スピニングで穴釣りをしている人を見かけるが、ブラクリを高速で穴に落としていくと、根掛かり確率が倍増するので、このリールを買い、操作を身に付けた方が結果的に失うブラクリの量は減ると思う。

ブラクリが根掛かりしないように竿をコントロール

穴釣りには根掛かりが付き物だ。

かくいう私も穴釣りを始めた頃はバックラッシュや根掛かりを連発していて釣っている時間よりピットインしている時間の方が長かった。

穴釣りの回数を重ねるごとに、その回数は激減していった。

特に根掛かりが激減した。

なぜ根掛かりしなくなったのか?

いや、実際は根掛かりはしていて、あっと思うことが多いが、

根掛かり外すテクニックが身に付いたということだと思う。

上の写真は根掛かりのシーンだが、この後根掛かりは外れている。

竿が短いので根掛かりしている感覚が

どの程度、どうやって根掛かりしているか

が分かるようになってきたのだ。

穴釣り考察のまとめ

これまで記した通り、他の釣り方と同様に穴釣りには魅力的な部分が多い。

今のところ内房テトラで3カ所の穴釣りを経験しているが、今後は地磯や堤防ヘチなどの落とし込みに近い穴釣りにも挑戦していきたいと思っている。

ただ、気軽に釣行できるテトラの穴釣りは、特に寒い時期にはしばらくお世話になりそうだ。

ボウズ逃れとして真冬の極寒でも釣れる穴釣りには大きな魅力があると言わざるを得ない。

では、良い釣りを!

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