海水温と釣果はリンクしているのか?
ホームである内房テトラAでは2022年1月までは平均的な釣果を上げていたものの、2月を過ぎてからは釣果は減少気味だ。
先日の富津視察の際に、海岸でワカメを拾う漁師さんと思われるお爺さんに話しかけられ、少し話をしたところ
海水温が低く魚が全く居ない。海水温が上がらないとダメだ。
と言われていて、プロ(と思われる人)が言うのだから、やはり海水温と釣果はリンクしているのだろう。
そこで、今までの釣果と海水温を重ね合わせてみて分析をしてみようと思う。
海水温は「神奈川県水産技術センター」というところが発行している海水温図を引用した。
海水温と釣果
2021/10/2に穴釣りデビューを果たしてから今現在に至るまでの穴釣り釣果と海水温を重ねてみると、こんな具合になる。
青線:海水温、青点線:海水温近似値、オレンジ棒グラフ:釣果(釣れた魚数)、オレンジ点線:釣果近似値となる。
海水温の低下と共に釣果も下がっていることがよく分かる。
潮周りの影響もあるだろうが、このグラフだけを見ると次のような特徴を見いだせた。
釣りの常識と言われればそれまでだが、地元の漁師さん(と思わたる人)が言っていたことは統計的に合っていることが分かった。
とは言え、このデータは昨年の10月から今年2月までのたった5ヶ月のデータなので、春から夏にかけてどの様なカーブを描くかは分からない。というよりは、私は千葉での釣り、そして千葉での穴釣りというものが人生初めてとなり過去の経験や知識が無いため、「例年の」という感覚が無いというのは事実なので、このデータを蓄積することは今後の釣りの指標になると思っている。
重々しい書き方をしてしまったが、簡単に言えば「釣果を記録し、分析する」というのを蓄積することで、釣りの幅が広がり、かつその時期によって釣果が出やすい釣り方を選択することが出来るようになる、ということだ。
海水温の推移を調べてみて感じたこと
2021/10月からの海水温を日々調べてみて分かったのが、私のホームである内房テトラは東京湾の中で一番海水温が低い場所であること。
その他の特徴は次の通りだ。
という事で、低海水温時の釣行は東京湾奥、もしくは金谷以南に行くのが吉であるようだ。
海水温と釣果 まとめ
漁師さんや船釣りの船頭さん達に比べれば幼児にも満たない経験と分析だが、環境変化や魚の生態などを分析することも、釣りの楽しみである気がしてきた。
さらにデータを蓄積し、釣果に結び付けられるようになりたいものだ。
では、良い釣りを!
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