自作ブラクリの単価を計算してみたら驚愕の結果に

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仕掛け作り

自作ブラクリは安いことは分かっていたが、、

自作でブラクリを作ろうと思ったキッカケは、穴釣り特有である根掛かりの多さだ。

穴釣りはテトラの小さい隙間を縫うようにブラクリを落とすため、落としている最中、魚が掛かった時、リールを巻いて仕掛けを回収する時、などなど多くの根掛かりポイントが存在する。

そのため1回の釣行で平均して2~3個のブラクリをロストすることになる。

根掛かり回避が上手くなってきたとはいえ、穴釣り釣行でブラクリをロストしなかった日は無い。

今まで面倒くさいが故に市販のブラクリと自作ブラクリの価格差をしてこなかったが、長めの通勤時間を利用して簡単に計算してみることにした。

なお、アマゾンの価格は時期によって変動するので、ここで紹介する価格差は参考としてとらえて欲しい。

市販のブラクリ

市販のブラクリはこの位の価格となる(アマゾン価格で比較)

ささめ針 ブラクリ3号 291円(定価363円)単価97円

OWNER(オーナー) ブラクリ 3号 346円(定価385円)単価115円

※テトラ玉という丸形オモリを使用したブラクリも同価格。

アマゾンで一番安かったのがささめ針のブラクリで単価97円。

いずれのメーカーも値引き後で100円前後の価格帯となっているようだ。

1回の釣行で3つのロストがあるとすると約300円を費やしていることになる。まあエサ釣りに比べたら安いんだけどね。

自作ブラクリの単価

普段使っているブラクリのパーツたちは写真の通りだ。

パーツごとに使用数で割っていくと、こんな感じになる。

安いとは感じていたが、なんと1個30円とは。

1回の釣行で100円以下の消耗品で済んでいることになる。

ハリはたまに「かわせみ針 丸せいご15号(100本入り452円)」を使うが、これにすると単価はさらに下がり20円台という驚愕の価格となる。

もちろん私の自作ブラクリは市販に比べて

  • オモリに赤塗装をしていない(魚を引き付ける色とのこと)
  • より糸を固くする加工をしていない(根掛かり防止?)
  • オモリの上にチューブを付けていない(根掛かり防止?)

という少し怠慢な仕様ではあるが、こうすることで1個を作るのに2~3分という量産体制で作れるし、使用感についても特に不満は感じていない。

自作ブラクリと市販ブラクリ価格比較のマトメ

市販ブラクリ単価=100円

自作ブラクリ単価=30円

今回初めて自作ブラクリの単価を計算してみたが、これほどまでに差があるとは思っていなかった。

ダイソーでもブラクリを売っているが2個入りで110円(税込)なので単価は50円となり、これが市販品の最安値だと思うが、自作ブラクリの単価はダイソーブラクリの半値近くの単価だ。

どうだろう、自作ブラクリの単価がどれほど安上がりか分かってもらえたと思う。

もちろん、自作する時間が無くて市販品を使わなければならない人も居るとは思うが、是非自作に挑戦してみてはどうか。

釣り場でたまに発見してしまう「ブラクリが入っていた空袋」など、日本の過剰包装の弊害であるゴミの問題を考えても自作ブラクリはエコであり、また釣りの楽しみである仕掛けを作るという行為が次の釣行がより楽しみになるという嬉しい副作用もあり、「ブラクリを自作する」ことは私的にはイチオシの釣り行為だ。

では、良い釣りを!

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