相変わらず渋い内房の魚たち
2月に入ってからと言うもの、内房テトラの穴釣りは渋さが続いていて、2時間程の釣り時間でアタリが数回、しかも乗らないケースが半数ほど。
魚の反応が鈍いというの一般的には海水温が影響していて、海水温の季節は地上と比較して1か月遅れていると言われているので、海水温だけを渋さの原因だとすると、4月にならないと春を感じないと言うことになり、しばらくの渋さは続く可能性がある。
とはいえ、例年では近いうちにバチ抜けが始まったりメバルが釣れ始めるし、そうなったら海に春が来たと言えるだろう。
ともあれ、今年に入ってからボウズは無いわけで、冬の極寒時期に釣れる魚種はわずか、そのわずかの魚たちが釣れてくれるのはモチベーションアップにつながっている。
1か月ほどボウズが続いたら、本当に暖かくなるまで、釣りを休止してたかもしれない、と思うと渋いながらも顔を見せてくれる魚たちには感謝しなければならない。
私が釣りを再開したのは去年の9月で、それまでは千葉の海は経験が皆無なので、釣りを続ける事で季節、気温、水温、釣りを出来るだけ繋げられる様にしようと思っている。
内房テトラで穴釣り
さて、今回ももはやホームとも言える内房テトラで穴釣りをしてきた。
エサも定番となっているスーパーで買ったイカの短冊切り。
そしてこの日の潮回りはこんな感じ。
だいぶ日の出時間が遅くなって来ていて、6:30にはヘッドライトが不要なほど明るくなる。
この日は西風が3m程で波は弱い予報だったが、内房テトラに着くと北寄りの風で波もたまにテトラの上段までしぶきが上がるものの、水深が180cmほどあるので釣れる穴も多く波によって程良い濁りがあり、去年のピーク時であれば2桁の釣果が見込める様な状況だ。
5:39 内房テトラで穴釣り開始
この日はいつもよりもだいぶ早く釣り場に到着したので、暗い中でヘッドライトを点けての釣り開始だ。
平時であれば釣り始めの数投で1尾目をゲットできるが、渋い時期に入ってからはそのパターンではなく、開始1時間ほどは全くアタリが無い状態が続き、空が明るくなってきて初めてアタリが出るパターンが多い。
6:09 ムラソイ 16cm
この日も最初にアタリがあったのは穴釣り開始後30分。
根魚のアタリとして典型的なひったくっていくようなアタリで上がってきたのは16cmのムラソイ。
いつものレギュラーサイズだ。
ここ最近は毎回「ボウズ」という言葉が頭をよぎる展開が多い中、嬉しい1尾となった。
その後、7時前に1度アタリがあったもののフッキングしてくれず、また沈黙の時間が続く。
7:32 ムラソイ 13cm
1尾目から1回のアタリを挟んで約1時間半も沈黙を破ってくれたのがチビのムラソイ。
細かいアタリではあったが、ゴツゴツとした根魚の特徴的なアタリだった。
この日は次第に北風が強くなっていく天候で、7:30時点で釣り人は一人も居なくなり波も強くなってきて、さらに手もかじかんできたので納竿とした。
千葉内房テトラ この日の釣果
1月33尾に比べてペースが1/3ほどしかないが、ホームである内房テトラでは未だボウズが無いという恵まれた釣行が続いている。
では、良い釣りを!
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